唐突に名古屋に行ってきた(11月14日)
調べたら豊田市美術館がリニューアルオープンしたというではないか
これは、行かねばならない(ガタッ)
綿密に計画を立て、経路を検索し、乗り継ぎの時間までも完ぺきに調べ上げ
往復6.5時間、滞在8.5時間、計15時間に及ぶ人生2度目の名古屋、今、行かん
旅の始まりはここ、大阪上本町駅
時間にゆとりを持ちすぎて発車時刻30分前に駅に着くという…ある意味誤算
コンビニで朝食を買って、改札をくぐって、ホームへ
アーバンライナーに乗って一路、名古屋へ
見返せば車両の写真がない
しかし至って普通のアーバンライナーの車両だったからまぁいいか(久しぶりに近鉄乗ったのにこの扱い)
自然豊かな車窓を見ながら、優雅に朝ごはん
食べてたから撮影はしていない
スマホのタイムログを見返すと、9時半ごろには名古屋に到着していて、地下鉄に乗ったみたいだった(覚えていない)
地下鉄東山線の終点、藤が丘へ
せっかく名古屋まで来たんだったらリニモにも乗っておかねば(使命感)
的な感じで、直接豊田市に向かうんじゃなくて、たまには行くまでの行程を楽しんでみようという挑戦(本当の目的は違う)
BGMはもちろん、”Perfume”の「リニアモーターガール」(これが本当の目的)
台形みたいな形の地下プラットホームから10時1分発八草行きに乗車
終点八草まで乗り通すと愛知環状鉄道、通称愛環に乗り換える
所要時間、わずか17分
天気はあいにくの雨だったけど、リニモに乗ってる間は気にならない(当たり前や)
そんな雨をものともせずリニモは超絶快調に滑るようにレール(レールかどうかも不明)の上を浮かんで走る
浮かんでるのに走るのか…
リニアモーターカーを言葉で表すのは難しいと見た
再考の余地あり、だ
乗っててもスピードをあまり感じないのにすれ違いとなると思いのほか速度が出てることを目の当たりにしてびっくり
あまりに速すぎて手持ちのデジカメ(荷物の関係でPSN2)の連射では上の写真がやっとだった
上の写真は八草駅から出ていくリニモ06編成
ちなみに01編成の先頭車両のチョロQを持っている
藤が丘を出て17分後、終点八草に到着
愛環との乗換駅だが、なんとも閑散としていた…
下の写真の通り、土曜のいい時間なのにガランとしてる愛環八草駅
いや、両手に数えるほどの客はいるんだが、人は
外国からの観光客っぽいグループもいて、国際色豊かだった
そうこうしてるうちに岡崎行きの電車が入線
カラーリングはともかくいかにもJR東海っぽい車両
っていうかJR東海の車両ですよね?的な
ご多分に漏れず車内も非常に空いてて、余裕で着席可能
実にのどかな車窓である
一つ気になったのは、乗った八草―新豊田間のほとんどが複線にできる用地を確保してあったのに、大半の駅部分を除いて単線だったということ(おそらくこれ以外の区間でも同じようなもんだろう)
もともと複線を想定して用地を確保したものの、需要が見込めず単線で開業したのか、複線だった路線が第三セクター化を機に維持費削減を目的として単線化したのか
どっちなんだい!
と、思って軽く調べたら軽くでは済まなくなってかなり奥が深いことが判明したから割愛する
(もともと国鉄がウンタラカンタラ…からの旧鉄建公団がドウシタンダイ…でJR岡多線がドウノコウノ…みたいな)
なにわともあれ長閑な車窓を眺めてたら新豊田駅に着いた
ここから目的地の豊田市美術館までは歩く
途中スタジアムが見えたけど、あれって…トヨスタ?
小雨になってきてちょっと嬉しい
急な坂を登りきったところに位置する、豊田市美術館
地味にデカい
この時点ではあまりに人が少ないからもしかしたら館内も空いてるかも?という淡い期待を抱いていたんだが…
そうは問屋が卸さねぇ
どうもこの日(土曜、と翌日曜)は美術館の開館20周年記念の日だそうで、完全に入館が無料だったのだ!(ちゃっかり事前に調べてある)
というわけで、館内は人でごった返していた(個人差あり)
ソフィ・カルー 最後のとき/最初のとき
玄関ちっちゃ!とか思ってたら実はこれ裏口でした(多分)
もっと人の出入りが多い入口があったっぽいのでたぶんあっちが正面玄関だったはず
展示内容はちょっと胸にグッとくるものがあったね
目が見えない人、見えなくなった人に質問をして、その人と答えを写真として展示するという形の写真展だった
「私は生まれつき目の見えない人々に出会った。
彼らは一度も見たことはなかった。
私は彼らにとって美しいものは何かと尋ねた。」
…「美しいもの、私はそれを断念しました。
私は美を必要としないし、頭の中でイメージを必要ともしません。
自分が美を鑑賞できないので、私はいつもそれを避けてきました。」…
美術館とかギャラリーの空間が大好きだと公言してきたけど、内容にグッとくる思いをしたのはもしかしたらこれが初めてかもしれない
僕にとっての美しいものとは何だろう…
目が見えることに感謝しつつ、美術館を後にする
出るとまた雨が降っていた
来た道を戻って…名鉄の豊田市駅へ
だけど単純に来た道(愛環→リニモ→東山線)は戻らないぜ?
豊田市駅から名鉄豊田線に乗って一路赤池まで
電車自体は地下鉄鶴舞線に直通してるけど、地下鉄乗り放題券で豊田市駅の改札を入れるかわからなかったから(試せばよかった…)とりあえず鶴舞線の始発駅である赤池で途中下車
ついでにお昼ごはんを駅前のマクドで(雨降ってたしめぼしい店が見つからんかったんや)食べて、再出発
上前津で名城線に乗り換えて一駅、矢場町にて下車
目的地はすぐそこだけど、時間に余裕がありすぎるからちょっと駅の近所をぶらぶらしてみようと思う
いつしか雨も止んでて(この後割とすぐまた降り出すけど、この時点では知る由もない)
曇り空の下、街ぶら
写真にはカメラが勝手にかけてくれるフィルターを適用してある
これがなかなかおもしろい
ちょっと古めかしい建物 |
広小路伊勢町の交差点 |
名古屋の空 |
というわけでやってきた、矢場公園
開催中だったのは「TRAVELERS in 北欧オータムストリート」
北欧のお店が一堂に会する、北欧好きにはたまらんイベントになっている
ちなみに存在は初めて知った(京都に詳しい某K氏からのタレこみによって来ることができた)
男 が 一 人 で 行 く と こ ろ で は な い と い う こ と を 付 け 加 え て お く
(個人差あり)
フィンエアーのビジネスクラス用食器 |
自分用にムーミンの栞を購入 |
195円のシナモンドーナッツを購入 めちゃめちゃおいしかった |
何を飲んだかって?(聞いてねーよ)
寒いし雨降ってるのにビールだよ、ビール、デンマークはコペンハーゲンのファントムマイクロブルワリー:ミッケラーのビールだよ
これまでに飲んだことのあるビール系飲料の中で一番味が似てたのはホワイトベルクかな、コリアンダー的な何かの…なんていうか、こう…喉にくる、こないか
正直な感想:
酔えないし寒いし濡れるわで大人しく普通の傘を持参すればよかった(カバンに入れるために折り畳み傘を持って行ってた)と遅すぎる後悔をしながら、会場を後にして、さらりと調べたテレピアホールで開催中の岩合光昭の写真展、ねこを見に行こうと決意
下の写真はその道中
緑化された大きな中央分離帯 |
街中だけど紅葉がきれい 奇跡的にどこにもピントが合っていない |
ねこ(といぬ) 撮影オッケイだったのはこれだけ!共有してください的なことが書いてあった気がする |
絵葉書を土産に買って、晩御飯を食べに行こう
ちょっと歩いて、高岳から名古屋へ
名古屋駅西口を出て、まっすぐ行った左手側にある ぎんや という麺屋で塩そば食べて、高島屋で駅弁買って、近鉄の乗り場へ(お察しの通り、晩御飯を2回食べた)
乗る予定していた特急の時間まで1時間以上あったから、急遽予約変更して1時間早く帰途に就いた
名古屋を結構満喫したのに、予定より1時間早く帰れるなんて…ある意味誤算
まぁでも人生3度目、久しぶりの名古屋は楽しかった
雨さえ降ってなけりゃもうちょっと楽しめたかなーと
完璧に調べ上げてても、なにかしら予定は狂うもんだな、と改めて思い直した
今回は狂っても全然余裕だったが(今後はこうはいかないかも知れない)
それでは、また!
追記
年明けは1月5日までに一度更新予定
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