建築の皮膚と体温 イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界
行ってきました
開業して3回目のグランフロント大阪訪問、南館A12階LIXIL大阪ギャラリーにて
家の前のバス停から大阪駅まで市バスで1本で行けるというのに、何を血迷ったかJRで行くという痛恨のミスを出だしからやっちまうという
まぁ所要時間は半分以下なんだが、10円割高
いやこれはどうでもいいか
とりあえずグランフロント大阪到着
寝ぼけてたのかグランフロント大阪の反対側から出てきしてしまったものの ソニーストア大阪の場所がわかって結果オーライ |
超絶軽装で行ったもんだから、オフィスフロアにあるギャラリーに行くまでの場違い感が素晴らしかったです |
ビエンコルフ・ショッピングセンター |
テキスタイル[窓辺の恋人たち] |
ホテル・パルコ・デイ・プリンチピ 床タイル |
699 Superleggera(スーパーレジェーラ) |
「かつて壁と窓の関係性は<疎と密>で定義されていました。壁は個体であるがゆえに密であり、窓は孔であるがゆえに疎。ある閉じたボリュームのなかで、密はいつも疎を支配してきました。…しかし今日の壁はもはや、かつての個体、密な真の壁ではありません。それは骨格を覆う皮膚なのです。」
「建築のファサードとは理想的にいえば、白い紙片のように無垢な表面です。建築の秘かな遊び、デザイン、躍動は窓から始まります。一方、墓のファサードには窓がありません。そこから誰も顔を覗かせることはないからです。窓とは生命であり、なかに生きるもののためにあるのです。」
「自然のなかに差し入れられた建築の秩序は、床から始まります。床は法則であり、結晶の投影です。そして床は、建築を完成し躍動させるすべての可動なものと生きるものが、その上で戯れるチェス盤なのです。」
「つねに人間的な共感に満ちた建築、明快で本質的かつ純粋な、想像力に満ちた建築を要求しなさい。結晶のように純粋な建築を。」
すべて引用元:
'AMATE L'ARCHITETTURA' Gio Ponti
©2008 RCS Libri Spa, Milano
(初版 Società editrice Vitali e Ghianda 1957, Genova)
ヴィラ・プランチャート 仕切り壁 |
床タイルのためのスタディ |
ホテル・パルコ・デイ・プリンチピ(ソレント) 床タイルのスケッチ |
という感じでLIXIL大阪ギャラリーを後にしまして
HMVに寄りまして
時間にゆとりがありすぎたので、JR大阪駅の上のなんとか広場から電車の写真を撮ったりして
チルトシフトで撮ると、鉄道模型チックになって楽しい
ハービスENTの中のソニーストア大阪に入って
お洒落なエスカレーター |
大阪駅前第3ビルの展望スペースに立ち寄って
家に帰ってきたとです
なかなか充実した7時間でしたね
それでは、また~