2015年12月28日

131回目写真投稿(豊田、名古屋)

めんどくさいので個人的な都合で年内最後の更新!





唐突に名古屋に行ってきた(11月14日)


調べたら豊田市美術館がリニューアルオープンしたというではないか
これは、行かねばならない(ガタッ)

綿密に計画を立て、経路を検索し、乗り継ぎの時間までも完ぺきに調べ上げ
往復6.5時間、滞在8.5時間、計15時間に及ぶ人生2度目の名古屋、今、行かん



旅の始まりはここ、大阪上本町駅


時間にゆとりを持ちすぎて発車時刻30分前に駅に着くという…ある意味誤算
コンビニで朝食を買って、改札をくぐって、ホームへ

アーバンライナーに乗って一路、名古屋へ
見返せば車両の写真がない
しかし至って普通のアーバンライナーの車両だったからまぁいいか(久しぶりに近鉄乗ったのにこの扱い)

自然豊かな車窓を見ながら、優雅に朝ごはん
食べてたから撮影はしていない

スマホのタイムログを見返すと、9時半ごろには名古屋に到着していて、地下鉄に乗ったみたいだった(覚えていない)
地下鉄東山線の終点、藤が丘へ


せっかく名古屋まで来たんだったらリニモにも乗っておかねば(使命感)

的な感じで、直接豊田市に向かうんじゃなくて、たまには行くまでの行程を楽しんでみようという挑戦(本当の目的は違う)


BGMはもちろん、”Perfume”の「リニアモーターガール」(これが本当の目的)


台形みたいな形の地下プラットホームから10時1分発八草行きに乗車
終点八草まで乗り通すと愛知環状鉄道、通称愛環に乗り換える
所要時間、わずか17分


天気はあいにくの雨だったけど、リニモに乗ってる間は気にならない(当たり前や)
そんな雨をものともせずリニモは超絶快調に滑るようにレール(レールかどうかも不明)の上を浮かんで走る
浮かんでるのに走るのか…
リニアモーターカーを言葉で表すのは難しいと見た
再考の余地あり、だ


乗っててもスピードをあまり感じないのにすれ違いとなると思いのほか速度が出てることを目の当たりにしてびっくり
あまりに速すぎて手持ちのデジカメ(荷物の関係でPSN2)の連射では上の写真がやっとだった


上の写真は八草駅から出ていくリニモ06編成
ちなみに01編成の先頭車両のチョロQを持っている


藤が丘を出て17分後、終点八草に到着
愛環との乗換駅だが、なんとも閑散としていた…
下の写真の通り、土曜のいい時間なのにガランとしてる愛環八草駅


いや、両手に数えるほどの客はいるんだが、人は嫌い映さない主義なので、こんな写真になる
外国からの観光客っぽいグループもいて、国際色豊かだった


そうこうしてるうちに岡崎行きの電車が入線
カラーリングはともかくいかにもJR東海っぽい車両
っていうかJR東海の車両ですよね?的な


ご多分に漏れず車内も非常に空いてて、余裕で着席可能

実にのどかな車窓である
一つ気になったのは、乗った八草―新豊田間のほとんどが複線にできる用地を確保してあったのに、大半の駅部分を除いて単線だったということ(おそらくこれ以外の区間でも同じようなもんだろう)

もともと複線を想定して用地を確保したものの、需要が見込めず単線で開業したのか、複線だった路線が第三セクター化を機に維持費削減を目的として単線化したのか
どっちなんだい!
と、思って軽く調べたら軽くでは済まなくなってかなり奥が深いことが判明したから割愛する
(もともと国鉄がウンタラカンタラ…からの旧鉄建公団がドウシタンダイ…でJR岡多線がドウノコウノ…みたいな)


なにわともあれ長閑な車窓を眺めてたら新豊田駅に着いた
ここから目的地の豊田市美術館までは歩く


途中スタジアムが見えたけど、あれって…トヨスタ?
小雨になってきてちょっと嬉しい


急な坂を登りきったところに位置する、豊田市美術館
地味にデカい
この時点ではあまりに人が少ないからもしかしたら館内も空いてるかも?という淡い期待を抱いていたんだが…


そうは問屋が卸さねぇ

どうもこの日(土曜、と翌日曜)は美術館の開館20周年記念の日だそうで、完全に入館が無料だったのだ!(ちゃっかり事前に調べてある)
というわけで、館内は人でごった返していた(個人差あり)



ソフィ・カルー 最後のとき/最初のとき




玄関ちっちゃ!とか思ってたら実はこれ裏口でした(多分)
もっと人の出入りが多い入口があったっぽいのでたぶんあっちが正面玄関だったはず




展示内容はちょっと胸にグッとくるものがあったね
目が見えない人、見えなくなった人に質問をして、その人と答えを写真として展示するという形の写真展だった








「私は生まれつき目の見えない人々に出会った。
彼らは一度も見たことはなかった。
私は彼らにとって美しいものは何かと尋ねた。」


…「美しいもの、私はそれを断念しました。
私は美を必要としないし、頭の中でイメージを必要ともしません。
自分が美を鑑賞できないので、私はいつもそれを避けてきました。」…








美術館とかギャラリーの空間が大好きだと公言してきたけど、内容にグッとくる思いをしたのはもしかしたらこれが初めてかもしれない



僕にとっての美しいものとは何だろう…








目が見えることに感謝しつつ、美術館を後にする
出るとまた雨が降っていた

来た道を戻って…名鉄の豊田市駅へ
だけど単純に来た道(愛環→リニモ→東山線)は戻らないぜ?

豊田市駅から名鉄豊田線に乗って一路赤池まで
電車自体は地下鉄鶴舞線に直通してるけど、地下鉄乗り放題券で豊田市駅の改札を入れるかわからなかったから(試せばよかった…)とりあえず鶴舞線の始発駅である赤池で途中下車

ついでにお昼ごはんを駅前のマクドで(雨降ってたしめぼしい店が見つからんかったんや)食べて、再出発
上前津で名城線に乗り換えて一駅、矢場町にて下車


目的地はすぐそこだけど、時間に余裕がありすぎるからちょっと駅の近所をぶらぶらしてみようと思う


いつしか雨も止んでて(この後割とすぐまた降り出すけど、この時点では知る由もない)

曇り空の下、街ぶら

写真にはカメラが勝手にかけてくれるフィルターを適用してある
これがなかなかおもしろい
ちょっと古めかしい建物

広小路伊勢町の交差点
名古屋の空
雨、降ってきた…会場に向かおう
というわけでやってきた、矢場公園

開催中だったのは「TRAVELERS in 北欧オータムストリート」
北欧のお店が一堂に会する、北欧好きにはたまらんイベントになっている
ちなみに存在は初めて知った(京都に詳しい某K氏からのタレこみによって来ることができた)

男 が 一 人 で 行 く と こ ろ で は な い と い う こ と を 付 け 加 え て お く
(個人差あり)


フィンエアーのビジネスクラス用食器

自分用にムーミンの栞を購入

195円のシナモンドーナッツを購入
めちゃめちゃおいしかった

何を飲んだかって?(聞いてねーよ)
寒いし雨降ってるのにビールだよ、ビール、デンマークはコペンハーゲンのファントムマイクロブルワリー:ミッケラーのビールだよ
これまでに飲んだことのあるビール系飲料の中で一番味が似てたのはホワイトベルクかな、コリアンダー的な何かの…なんていうか、こう…喉にくる、こないか

正直な感想:寒かった美味しかった

酔えないし寒いし濡れるわで大人しく普通の傘を持参すればよかった(カバンに入れるために折り畳み傘を持って行ってた)と遅すぎる後悔をしながら、会場を後にして、さらりと調べたテレピアホールで開催中の岩合光昭の写真展、ねこを見に行こうと決意

下の写真はその道中
緑化された大きな中央分離帯

街中だけど紅葉がきれい
奇跡的にどこにもピントが合っていない
下手くそ別の意味で素晴らしい


ねこ(といぬ)
撮影オッケイだったのはこれだけ!共有してください的なことが書いてあった気がする

絵葉書を土産に買って、晩御飯を食べに行こう
ちょっと歩いて、高岳から名古屋へ


名古屋駅西口を出て、まっすぐ行った左手側にある ぎんや という麺屋で塩そば食べて、高島屋で駅弁買って、近鉄の乗り場へ(お察しの通り、晩御飯を2回食べた)

乗る予定していた特急の時間まで1時間以上あったから、急遽予約変更して1時間早く帰途に就いた
名古屋を結構満喫したのに、予定より1時間早く帰れるなんて…ある意味誤算



まぁでも人生3度目、久しぶりの名古屋は楽しかった
雨さえ降ってなけりゃもうちょっと楽しめたかなーと
完璧に調べ上げてても、なにかしら予定は狂うもんだな、と改めて思い直した
今回は狂っても全然余裕だったが(今後はこうはいかないかも知れない)





それでは、また!






追記
年明けは1月5日までに一度更新予定

2015年12月23日

130回目写真投稿(ガラスの茶室他)

前回の京都から2週間と5日後…

ガラスの茶室-光庵by吉岡徳仁@将軍塚青龍殿

鉄道芸術祭vol.5ホンマタカシプロデュースもうひとつの電車-alternatice train@アートエリアビーワン(なにわ橋駅)
の2本です、どうぞ






珍しくこの日は朝から行動を開始して、10時には梅田を出発してた
なので、11時前には京都に着いてて、11時過ぎにはブランチを食べてて、12時過ぎには目的地に着いてた




意外と人が少なくてホッとした


少ないとはいえ、なにかと寄って撮影する人(ボクも含め)はいるもんだから完全に無人の状態で茶室の写真を撮るのが難しかった

海外のデザイン系サイトでも紹介されるほど有名らしい
写真を見たらちゃんと中でお茶を点てれるみたいだった


最近では紅葉と絡めたドローンによる空撮を敢行してる方々がいるとツイッターで見た
ここはなにかと紙面(じゃないけど)を賑わわせているんだなぁと感じた次第だ


ガラスのベンチもなかなかお洒落でかっこよかったけど、10月下旬のあの気温(何度だったか失念)では冷たすぎるんだなぁ





しかし実に良い天気だった
最高の日に訪れたことができたと思っている

東山の猫

下るバスの時間まで50分?くらいだったかな、待つのはもったいないからと歩きで下山を開始する

きっかり40分後に蹴上駅に到着した
バスはまだ山頂を出発すらしていない


京阪三条まで戻ってきて、カフェで一服して、京阪電車で帰途に就いた

が、京橋で中之島線に乗り換えて、なにわ橋に行ってみた
ちょっと寄り道(ちょっとのレベルではない)






何をどう形容すればいいのか…
語彙力のなさを痛感した


淀屋橋まで徒歩圏内だったから歩いて、あとはいつもの経路をたどって帰宅



ひと月に3回京都に行くのも悪くないな



それでは、また

2015年12月19日

129回目写真投稿(郷さくら美術館他)

I have an Idea


京都と京都の合間に東の京都に行ってきたお話し。


もったいないと言われたけど、金曜の夕方に東京に飛んで、一泊して翌日の深夜に帰ってくるという超強行東京一泊二日の旅に行ってた。いったいいつになったらゆっくり2泊3日の東京旅行に行くんだ、というツッコミはなしの方向で。


何のために一泊したんだろうとは思うけど、日帰りよりかはゆとりがあって、まだマシかと思う。個人的にはそう思ってる。異論は認める。



昼の遅い時間の伊丹空港なんて初めてじゃなかろうか

羽田に着いたその足で銀座1丁目のポーラミュージアムアネックスへ
この日の晩御飯はウェンディーズをテイクアウトで。
珍しく銭湯に行かなかった。(翌日の晩に行くけどねー)




早いものでさっそく翌朝。

21_21デザインサイト
建築家 フランク・ゲーリー展
I Have An Idea


笑顔が素敵なフランク・ゲーリー氏

ル・ルボ脳研究所
ラスベガス



エイト・スプルース・ストリート
ニューヨーク




流れで徒歩圏内のギャラリー・間へ。

この日が初日だった「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」展。

海外のメディアだったんかな、聞きなれない言語を話す取材班が居てはった。



これを熱心に取材してた
「地球のためにできること ヴォ・チョン・ギア(ベトナム、ホーチミンシティ)」
詳細はこちら: Bamboo Forest



千ヶ滝の別荘(計画案)
日本、長野(2007)
デザイン屋台
チャトポン・チュエンルディーモル(タイ、バンコク)



パレット・ファニチャーマーケット(リサーチ)
タイ、バンコク、クロントゥー(2012-15)
(MF難しい…)
  
Architect Location





さてこの後、明治神宮前経由で北参道まで行ったのは、GAギャラリーに寄るためですだ。

「妹島和世/西沢立衛 模型展」「フランク・O・ゲーリー×二川幸夫 写真展」

21_21でやってたI Have An Idea展のレシートを見せたら割引されるっていうんでやってきた。
館内は厳格に撮影禁止なのであまり面白みはないが、展示してるものは楽しいので良い。


来た道を引き返して、北参道から渋谷経由JR大崎へ。
原美術館に行くんだなぁ。
地理的最寄り駅なのは京急の北品川だと思うが、大崎・品川駅から歩く時間より北品川まで行く時間のほうが長いと思われるので羽田方面から来るのでない限りは大崎・品川駅で下車したほうがよさそう。その羽田方面から来るにしても北品川は普通しか止まらないから乗り換えとかの手間を考えると品川まで出て歩いたほうが早いかも。知らんけど。



静かな都会

北品川5丁目の猫

そこにある、時間
ドイツ銀行コレクションの現代写真

@原美術館

予想通りといいますか、写真展なだけあって館内撮影禁止だった。
前回の展示は撮影可能だったなぁそういえば。


アンドレアス・グルスキーとか、佐藤時啓とか聞き覚えのある名前を見つけては内心嬉しかったり。
気に入った作品はマルティン・リープシャーの「サントリーホール、東京」。
シュールなんだなぁ、舞台も客席も同一人物が構成してるのは。一枚一枚その場所でポーズをとって撮影したものをデジタル加工してるという背景を知ると尚更面白い。





さて、再び来た道を戻って渋谷へ。
イートインでタコ・ベルですよ!ランチタイムじゃなかったせいか割と空いてた。非常に助かる。

腹を満たしたら、渋谷から中目黒へ。

多分目黒川
次なる目的地は郷さくら美術館。

至極当然のように館内写真撮影禁止なので写真はない。
脳裏に焼き付けてきたから大丈夫だ、問題ない。




澁澤卿の「色葉静影」には一目惚れをした。舞台は滋賀の百済寺だそうだ。いっぺん行ってみたい気がする。




帰りの便は21時か、まだまだ時間ある。

ギロッポンに戻ってきた。

東京ミッドタウンアワード2015。
ことはね translation-wing
「通訳できます」を表現する羽根で、身に纏うおもてなし。
だそうだ。発想は素敵だし、おしゃれ。フィンランド語が右下にあるのも好感度アップの要因かな。



東京にも無人の場所と時間があるんだなぁ

近所の本屋さん?でちょっとした展示があるというのが事前に仕入れた情報に紛れていたので、のぞいてみることにする。

植田正治展 Illusion The Return 幻影再来
@Books And Modern
ほんと、ちょっとした展示だった。幻影なのもよく分かった。(多分分かってない)



再び東京ミッドタウンに戻って、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH つながるデザイン」のいろいろを見て回って空港に向かおうと思う。

六本木の空


長時間露光でハザードを点滅させてるタクシーを撮影
面白い


『つみきのひろば』



「マツダデザイン展示」もやってた。

CX-3かっこよい
ロードスターも置いてあったけど、人気ですな。



WISE・WISE tools
UMEBOSI 江戸切子ペアガラス
うさぎ/さくらんぼ
伝統的な”花切子”で描いたモチーフに、新たな技術”漆硝子”で赤いマルを鮮やかに絵付けした現代の江戸切子。
伝統工芸を未来へつなげます。
だとさ。お値段は絵柄ほど可愛くなかった。



ここからもう空港に向かえばいい時間かと思いきや、まだまだ早すぎたから銭湯に行ってリフレッシュしてから帰ることにした。
ということで表参道の清水湯へ。


いよいよいい時間になったから空港へ向かう。
空港に到着して、お土産にシナボンを買おうとしたら、閉店時間を15分過ぎてて買えなかった。銭湯に入ってなかったら…と後悔してもすでに時遅し。御門屋の揚げまんじゅうを買って帰るとしよう。

晩御飯はどこぞのカフェでカツカレー。
遅い時間にもかかわらず何気に人が多いのは気になったが、機内に入って席に着けば大阪まで1時間。




「お飲み物、何にしますか?」
「ホットコーヒーお願いします。」




それでは、また。