2016年12月21日

167回目写真投稿(三島→東京2)

初めての「東京に行くけど隣々県にも足を伸ばす的旅行」、の2日目だ。前日のうちに隣々県に行ってしまったからこの回では東京しかない。(当たり前だ)


馬喰横山から新宿三丁目・東新宿経由で新宿へ。
前から行こうと思い定めていた、ワンカラへ。ヒトカラ専門店だそうだ。見たい展示会は11時からしか開かないし、時間を持て余すのもあれなので。
人目を気にしないで済むから気楽で大変良いね。癖になりそうだ。


と、少し時間を戻して、場所は副都心線と大江戸線の乗換駅である、東新宿駅。

前日、東京に向かう機内で読んでた本が「赤瀬達三氏著、駅をデザインする」で、ちょうど紹介されてたのがメトロ副都心線の駅のデザインだった。本で読んで頭に入ってても、実際に自分が副都心線を使うことはすっかり忘れてたもんだから、ふと乗り換えで降り立った駅が東新宿と気づいたときにはちょっとばかりテンションが上った。


可愛いデザインだ。(それだけかよ)



それだけだよ。



少し脱線するが(地下鉄だけに脱線は是非とも避けたい事案だが)以下の2枚の写真を見て欲しい。


右側の写真の左手に写ってる角を曲がったら左側の写真の案内が見える。
つまり、角を曲がらないと、案内が見えない。この通路は結構手前から続いているので、行きたいところにこの通路が続いているのか、ここまで来ないとわからない。
もちろん通路の入口にも「大江戸線こっち」という案内は有るんだが、その「こっち」がどっちを指しているのかも分かりにくいし(上りエスカレーターもあるし、その右側にも通路は続いてるし、僕の通った通路は直角に接続している)、この通路が大江戸線に続いているのかどうかさえ僕(≠この辺の人)にはわかりにくかった。主観的意見で申し訳ないが、上の写真の「↑都営大江戸線」の表記は、看板自体の右端にするべきだったと思う。
そうすると、通路の入口からでも辛うじてこの通路が都営大江戸線に続いているのであって、他のどこでもないということが見て取れるし、色々親切だと思う。




話をもとに戻そう。

11時オープンのギャラリーへ向かう。

新宿から小田急小田原線で代々木八幡へ。

絶賛工事中の代々木八幡駅

小田急60000形MSEの通過

北の方へ歩くこと7分、目的地に到着。


かくたみほ個展 MIDNIGHT SUN
@Case Gallery


フィンランドの風景。ますます現地へ赴いてこの目で見たい欲求が高まる。


「写真=光という気持ちもあり、わたしにとって太陽の存在は大きい。」



ミッドナイトサン、とは?白夜。

真夜中の太陽、闇の光だ。

トートバッグがほしいと思いつつうしろ髪をひかれる思いでギャラリーを後にする。




代々木公園から千代田線に乗って一駅、明治神宮前(原宿)にてJR線に乗り換え。
原宿駅舎も建て替わるとかなんとかで、スマホやらカメラやらでパシャパシャ撮ってる人多数。僕も混じってみた。


さすがは最先端ファッションの現場???原宿だ。若者が歩道を埋め尽くす。


年齢的に言えば、僕も若者のはずなんだが…



JR線に乗って二駅、恵比寿にて下車。



もちろん目的地は、改装工事が完了した東京都写真美術館、通称TOP MUSEUMだ。

杉本博司 ロスト・ヒューマン
@東京都写真美術館


「今日、世界は死んだ。もしかすると昨日かもしれない。」



実際に起こりうるかも知れない状態を第三者の視点から傍観していたみたいだ。

写真家の枠に囚われない写真家みたいだ。




熊本市現代美術館で見た、あの人の写真展に行こう。


UDON-ZAKA…だと?香川県かここは
恵比寿→六本木→大門という経路を辿って、旧芝離宮恩賜庭園の北面をかすめて青いビルへ。

浜松町駅の看板がこんなにかっこいいなんて初めて知りました

この青いビルの中にあるという、某ギャラリー。





The rain of blessing - Rinko Kawauchi
@Gallery 916


こういう空間が大好きだ

椅子


人も多くなく、楽に見て回ることができた。人の少なさは鑑賞時の心の負担の低減につながると個人的には思っている。



竹芝から一気に京橋に足を運ぶ。


サクセス銀座ファーストビルにある某ギャラリーに行く。

キヤノンフォトクラブ れいるうぇいず We Love Train Vol.2 それぞれの瞬(toki)
@富士フォトギャラリー銀座


”富士フォト”ギャラリーなのに”キヤンン”フォトクラブの写真展やるのか…(笑)


入り口から時系列順に「都会」と「田舎」の風景が並んでて、面白い展示の仕方だというのが正直な感想だ。鉄道好きでなくても楽しめると思ふ。

僕は鉄道大好きだから大いに楽しんだがな。




近所のもう1か所、ついでだから訪れてみる。

スピリチュアル・イマジネーション
神馬啓佑+宮田彩加+山上渡


山上渡/閉ざされた異界とまだ何も言わぬ預言者
真ん中
山上渡/Melting form 01, 02

宮田彩加/VISION
うーん、なるほど分からん。



銀座線一本で末広町に場所を移す。

以前から存在を認識しててこの度ようやく行けた場所
Rituals-流体の景色- Fluid landscapes
@3331アーツ千代田 ARTS CYD



造形遺産026-035 Formative Heritage
@3331アーツ千代田 ARTS CYD



完全に流体の景色を目当てに行ったのに、全力で見入ってたのが造形遺産って言う、謎展開。


「京都工芸繊維大学で建築を学ぶ学生が取り組んだ設計課題の成果を、…紹介します。
日本には、様々な理由で未完成となり、そのまま作ることも捨てることもできなくなった道路やダム、高架橋、トンネル、擁壁、土手、掘削後などがたくさんあります。…それらを見つけて、完成させるのでも遺棄するのでもない第3の道を考えてみようと思いました。
…そのままでは無用の長物だが、新しい意味や機能を与えることで新たな価値や美が生まれるというものです。」

だって!発想がもう最高かよ!

阪和貨物線 ▷ 福祉施設
いいね!家からも近いし(関係ない)

君津工事運搬車両用橋 ▷ 展望台など
これは…「山さいがねが」って言うサイトの管理人(ヨッキれん氏)がレポしてたところや!

市場大橋 ▷ オープンスペース
これもヨッキれん氏がレポしてたで!
まさかネットで読んだ廃墟を再生するプロジェクトとしてこんなところでお目にかかれるとは。ちょっと感激(誇張)。



この日二度目のワンカラにてヒトカラを半時間ほど楽しんで、秋葉原からJR線に乗って東京から新幹線で帰阪。



新幹線もいいけど、やはり飛行機のほうが乗ってて楽しいかな。マイルも貯まるしね。
新大阪から御坊行きの快速に乗って、大阪を回避して天王寺まで。



2ヶ月後に再び東京に行くなんて、このときはまだこれっぽっちも想定していなかった。









それでは、また。

2016年12月7日

166回目写真投稿(三島→東京1)

初めての「東京に行くけど隣々県にも足を伸ばす的旅行」、初日は隣々県の静岡県三島と、ちょこっとだけ東京だ。


出発の3日前くらいに思いついたものだから、交通費が割と無駄の多い額になってしまった。
久しぶりに阪和線に乗って関西空港へ。始発の日本航空220便に乗って羽田空港へ。7時38分に着陸して17番ゲートについて、ターミナルを走って急ぎ足で抜けて、7時53分発の京急高砂行に乗った。

我ながらよく間に合ったもんだ。

8時17分に品川に着いて、8時34分発こだま名古屋行に乗って、4つ目で下車。
人生では3度目の静岡県の、記念すべき初☆三島だ。


因みに大人しく新幹線で三島入りを果たしていたら、3千円ほど浮いたはずだった。致し方なし。


フィオナ・タン|アセント @イズフォトミュージアム



77分間の映像作品と、その映像作品に使われた写真たちの展示。厳格な館内撮影禁止(内庭のオブジェまで撮影禁止という徹底ぶり)だったから写真はない。鮮明な映像が記憶として脳に刻み込まれているに過ぎない。


富士山は、荘厳である。


2000円くらい払って豪勢な昼ご飯(内訳:ピザ+イタリアビール、おいしかった)を食べて、乃木坂に向かう。

バス停のベンチ
こだまを見送って



後続のひかりに乗る

乃木坂のギャラリー・間へ向かう。
この日が最終日だった、スミルハン・ラディック展を見る。





模型も好きだ


因みにこのスミルハン・ラディック展が最終日でなければ翌日に回して、川崎市でやってた鉄道美術館@岡本太郎美術館を見に行くんだったんだけど、ギャラリー・間が最優先だからしょうがない。実に興味深そうで、楽しそうだったから行きたかったんだが。


さて、朝から静岡に行ってから都内に戻ってきたもんだから気づけはもう夕方。
入れていた外せない予定に赴き、晩ご飯に某日高屋で中華を食べて、某東横インに泊まる。


翌日は朝からヒトカラ(@某ワンカラ)行くぞー。



それでは、また。