先日、ニュイ・ブランシュに行った時、開始までの時間を使って訪れようと思ってたものの、あえなくタイムアウトになっていけなかった、白沙村荘橋本関雪記念館でやってた写真展に、後日行ってきた。
流石にそれだけじゃもったいないから(やったことあるけど)もう1軒とともに、どうぞ。
出町柳駅近くのタイムズカープラスで数時間だけ車(アクア)を借りて、タイムズに止めて、降りしきる雨の中、白沙村荘橋本関雪記念館へ。
ロシア出身のカナダから来た(だったはず…)女性二人と雨宿りをしていた東屋で少しばかり言葉をかわして一足先に雨の庭園と写真を堪能しに行く。
クラウディ・スルバン写真展
@白沙村荘橋本関雪記念館 大画室存古楼
スロベニア出身の写真家だそうで。
「「彷徨:芭蕉の足跡を追って」と題されたヴィラ九条山のポロジェクトにより、松を芭蕉の足跡を辿りながら撮影した東海道の写真」だそうだ。
撮影がしにくいだけで、雨の日も日本庭園チックなところは美しい。
まさか本降りになるとは思ってなかったから折り畳み傘なんだが |
もう1軒、行きます。
再度出町柳まで戻って、京阪電車に乗って南へ4駅。
清水五条駅で下車して歩くこと10分、到着したのギャラリーメイン。
迷わなければ、7分くらいで着くはずだった。
水の器について/山ノ内浄水場
@galleryMain
浄水場の閉鎖に伴って、水の大切さを痛感したのかどうかは知らないが、最も身近な存在である水道の根底にある浄水場の写真を無機質的ながら物語性を持たせるような撮り方で、大いに惹きつけられた。やはり被写体は無機物に限る。(有機物を否定しているわけではないので安心して欲しい)
まぁどんな物語があるのかまでは分からない(もしかしたらないのかも。そう感じただけであって、あくまでも個人的な感想だから)。
こういう空間が好きだ |
山に掛かる雲を眺めながら清水五条駅へ下る階段に吸い込まれてゆく。
遊びのデスティネーションとしては、ダントツの回数を誇る京都をあとにする。
それでは、また。