2015年2月15日

99回目写真投稿(兵庫県立美術館、神戸市立博物館)

大台の100まであと一つ…っ!

先日の建国記念日にですね、2年ぶりに兵庫県立美術館、2年4ヶ月ぶりに神戸市立博物館へ行ってまいりました。

天王寺→大国町→西梅田→阪神梅田→御影→岩屋
的な感じで、兵庫県立美術館到着。


「日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展」
150 Anniversary of Diplomatic Relations between  Switzerland and Japan
FERDINAND HODLER Towards Rhythmic Images


芸術作品は、事物に内在する新たな秩序を開示する

これら色彩の豊穣さのすべて、これら明暗の染み、コントラストや震える色調の変移する調和は光の賜物である




4月5日までやってますので…。
別にどうってことありませんが…。

というか、ホドラー氏の自画像がジャン・レノ氏に似ていると思ったのは私だけなんだろうか。

個人的なお気に入りは「レマン湖とジュラ山脈(風景の形態リズム)」ですかな。どこかアンドレアス・グルスキー的描写方法で(まぁ写真と絵画の違いはあれど)。


われわれが自然から受ける印象は変化する深さと持続の痕跡を残す。その選択が作品のあらゆる性格を決める。つまり、画家の本性と性格を

自然の形態リズムが感情のリズムと協働すること、交響すること。私はそれをオイリュトミーと呼ぶのだ!






私が人間の身体を描くのは、それが自身の情動によって動かされるとき。…どんな感情も身振りを持つのである

もっとも強力なファンタジーは、尽きることのない啓発の源泉たる自然によって養われる


色彩は形態と結びつくことでより強く際立ち、交替と反復から生じるリズムを規定する



あらゆる巨匠たちは、形象をその周囲からはっきりと分離し、輪郭のうちに線の美を探求する共通の努力をおこなった。彼らは、長い線を短い線に対照させ、人間の身体の運動と均衡を研究し、そしてそのリズムを発見した

ある同じ感情に満たされた異なる人間の身体は、ただひとつの想念を伝えるモニュメンタルな合奏を形成する



因みに音楽家のエミール・ジャック=クローズ氏(1928)はホドラー氏について

確実に音楽家の仲間なのだ!これほどに動きを結びつけては切り離す技術…もろもろの人間の感情を互いに響き合わせ、こうした感情を表現するにあたり、その編曲に適した身振りやポーズを選ぶ技術を身に着けた者は他にはいない

などと語っていたりします。



さて、兵庫県立美術館から神戸市立博物館へは歩きまして。


おおよそ40分後に神戸市立博物館に到着。


チューリヒ美術館展―印象派からシュルレアリスムまで―
Masterpieces from the Kunsthaus Zürich -From Impressionism to Surrealism-


つい1時間位前に見ていた画家の名前も発見したり…。

個人的なお気に入りはフェリックス・ヴァロットンの「日没、ヴィレルヴィル」ですかな。日本海の風景を思い出したり。
つい絵葉書を買ってしまいました。

ブックカバーセットの前売り券を買っていたのでブックカバーも一緒にゲット!
パウル・クレーのの「スーパーチェス」(Paul Klee "Super-Chess")柄のものでした。おしゃれ~


アルベルト・ジャコメッティの「広場を横切る男」(Alberto Giacometti "Man Crossing a Square")
とか
サルバドール・ダリの「バラの頭の女」(Salvador Dalí "Woman with Head of Roses")
とかは、高校の時の知人に映像作品などを制作しる人が居たりしますが(映像作品に限りませんが)、こういうのにインスピレーションを得てるのかなぁとか思ったものですねえ…。

フィンセント・ファン・ゴッホの「サント=マリーの白い小屋」(Vincent van Gogh "White Cottages at Saintes-Maries")では影を黒ではなく青で表現してるのがなにげに気になったり(細かいことが気になる、僕の悪い癖)


そんなところで、もう帰っちゃいます。

山陽電鉄車両の直通特急

神戸三宮→阪神梅田→西梅田→大国町→天王寺

流れる駅

大国町から天王寺は御堂筋線の新型車両!

そして、阿倍野筋が超絶☆混雑


実に充実した7時間でした。



それでは、また!

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